Hofner 500/1 World History Keith Custom ポール・マッカートニー仕様への道 |
このコーナーでは、当方所有のHofner 500/1 World Historyの「ポール・マッカートニー仕様」への挑戦と題して、その経過も含めて全ての行程をご報告致します。ポールへの思い、紛失し自分の手から離れていった64年製Hofner
500/1への思いを込めて、ポール・マッカートニーと同仕様にすべく、素晴らしいHofnerにする為に、全面的にKEITH様のお力を借りて実現する事が出来ました。きっとこんな事をするのは私くらいのものだと思いますが、参考にして頂ける点も多々あると思いますので、ご一読頂けますと幸いです。 その前に、近年の「Hofner World History Premium 3rd」を触る機会がありましたので、ここで一文書かさせて頂きます。 まず手に持った感じが、異様に重いのですね・・・それにネックが異様に太くなりました・・・。これは単に個体差なのかも知れませんが、よりポール使用機に近づかせた筈の「Hofner WHP3rd」は、2007年の「Original WH」よりも遠くなった様な気がします。今後、Hofnerが、どういう方向へ向かうのか、とても気になるところではあります。 今回のカスタマイズは、まずボディトップの塗装からと考えました。一番重要な部分でも有りますね。ボディは言うなればベースの顔なのです。 次に選んだのがコントロール・パネルです。60年代の音を再現するには、まず60年代初期のコントロール回路が必要だと考えたからです。 次に大事な点はピックアップです。オールドモデルとリシューモデルの大きな違いのひとつでもあります。メッキの違い、出力の違いなど、色々な影響があります。 そして、私にとって最も大事な点が、ネックシェイプです。World Historyは、本物の63年製とは異なり、ナット幅が42mm、ネックも極太に設定されている為、ネックのリシェイプは重要です。 ヘッド関連、ネックリシェイプ後は、ボディバック・ボディサイドのリフィニッシュ、及びボディトップ関連です。 アドバイスも含めた全面的なお力添えをKEITH様から沢山頂きまして、素晴らしいHofnerへと生まれ変わりました。 |
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