P-6480E |
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前作「フラッシュ・ゴードン」に引き続き、東芝プレスでは無い。スピンドル穴周辺のリング径が約30mmであり、当方所有の「ポリドール盤」と作りが非常に似ている為「クイーン・グレイテスト・ヒッツ」は「日本ポリドールプレス」が初版であると推測している。プレスマークである「BA2L1P」の読み方であるが、初回プレスが1981年11月、2回目プレスが1982年1月、そしてこの盤が1982年2月という事になる。一番右端の「P」はポリドールの「P」。
プレス月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
記号 |
A |
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C |
D |
E |
F |
G |
H |
J |
K |
L |
M |
アルファベットを用いたプレスマークは「1960年代の東芝盤」でも使われていた。記号に「I」が無いのは、プレス年の「1」との混同を避ける為(これも「1960年代・東芝盤」と同じである)。
「1-A-*」盤が存在した可能性が高いが、筆者は観た事が無い。
プレス年月:1982年2月
A面:2-A-21
B面:2-A-7
ジャケット印刷:Ic A
ジャケット・カタログNo:P-6480E(背表紙)
ジャケット価格表記:¥2000(背表紙)
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P-6480E |
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遅くとも「1986年2月」以降は東芝プレスに変更されていたと思われる。レーベルのデザインが多少違うが、他は全く同じである。が、この「東芝盤」は異様に音質が悪い。まるで「擦り切れたレコード」の様な音をしている。中古で購入した盤という事も有るのかと思ったが、下記の項に記す「新帯盤」でも同様に「擦り切れた様な音」で再生されるので、盤質(塩化ビニールの質)が悪くなったのだろうと推測する。「17曲収録」という縛りが余計に音を悪くしている様に思う。
この盤である「東芝プレス」の「1-*-*」「2-*-*」盤だが、先に述べた「ポリドールプレス」との整合性は無く、東芝独自に「1-*-*」盤をカッティングしたものと推測する。
プレス年月:1986年5月
A面:1-A-4
B面:2-B-20 (両面共にTO刻印あり)
ジャケット印刷:Ic A
ジャケット・カタログNo:P-6480E(背表紙)
ジャケット価格表記:¥2000(背表紙)
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P-6480 |
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前項に記した盤から4ヶ月しか経っていない「86年9月」には「新帯」に切り替わっている事から、他のワーナー・パイオニア盤の「新帯盤」も86年中期には販売されていたものと推測している(プレスマーク「6-7」は緑帯盤だった可能性がある為)。この盤も異様に音質が悪い。「擦り切れたレコード」の様な音をしている。
クイーンは1984年の「ザ・ワークス」から「東芝EMI」でのリリースになったが、過去音源に関する販売権利は「ワーナー・パイオニア」が有していた。この「新帯盤」をもって「ワーナー・パイオニア」と完全に縁が切れる事となった。
この盤である「東芝プレス」の「1-*-*」「2-*-*」盤だが、初版盤「ポリドールプレス」との整合性は無く、東芝独自に「1-*-*」盤をカッティングしたものと推測する。
プレス年月:1986年9月
A面:1-A-6
B面:2-B-23 (両面共にTO刻印あり)
ジャケット印刷:Ic A
ジャケット・カタログNo:P-6480E(背表紙)(帯のみ「P-6480」)
ジャケット価格表記:¥2000(背表紙)
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