レッドスペシャルのエスカッションについて

何故、レッドスペシャルを自作される皆さんが、現在の21世紀のブライアンのレッドスペシャルを作りたいと思っていらっしゃるのか、疑問に思う事があります。私達にとってのレッドスペシャルは、やはり誰の手も借りずにブライアン自身が組み立てたあのギターこそが、やっぱりレッドスペシャルだと思っているからだと思うのです。
それは、やはりピックアップ周りのエスカッションだと思うのです。


下の画像は、1982年頃のレスペを再現して作っていらっしゃるという方の画像です。


レッドスペシャルの最初期は、ブライアンの自作のピックアップが付いていて、その後、VOXブースター回路のオンオフスイッチの位置変更に伴い、2枚目のピックガードが製作され、クイーンII発表時まではエスカッションも付けていない状態で...中にはピックアップの内部コイルが見える状態の様な時期もあったと思うのですが、その後、エスカッションが取り付けられる様になりましたよね...。

フロントとセンターピックアップ内部のワイヤーコイル。

リアピックアップの取り付けネジ部分が確認できます。、フロントピックアップの下の木部も見える様に思います。
で、その後、ピックアップのエスカッションが作られたのですよね。。




下の画像は、1979年に来日した時の画像ですが、このレスペと、今のレスペではやはり印象が違います。


実際のピックガードが、下の画像で、多分こんな感じだと思うのです。

この2枚の画像を重ね合わせると。
(かなりズレていますが...笑。。)
と、こうなります。


図に描くとこんな感じです。
と言うより

極端に描くとこんな感じです(下手でごめんなさい!!)。
おそらくですが、最初のピックガードがボツになり、2枚目のピックガードを作った後、ピックアップを自作の物からTri Sonicに変更し、クイーンIIを出した頃に、ピックガードとピックアップの間に出来た隙間に樹脂を流し込み、下地を見えなくしたのでは無いか...、という推測です。
おそらく、後にJIGの様な物を作り、簡単に樹脂を綺麗な物と入れ替えられる様にしたのでは...、と。
なので、ピックガードとピックアップの間に、樹脂剤のくぼみが見えます。


1985年来日時も、同様に樹脂の様な物を流している様に見えます。


次からエスカッションが変わったと思います。樹脂剤からプラスチックに変わった件です。

以前、マークさんに質問した事がありました。「元々の樹脂剤を使わずに、プラスチックのエスカッションにしたのは、どうしてだったのでしょう」...と。

マークさんからのお返事は、
「古いプラスチックのリングが長期間の使用のために剥がれました。それはとても柔らかいプラスチックでした。
1998年に、プラスチック製のリングは、Perspex製のリングに置き換えられ、それらは両面テープでピックガードに取り付けました。
グレッグフライヤーは、両面に粘着性があり、プラスチックリングを所定の位置に保つのに非常に強くて、非常に薄いテープを使用したのです。」


この時点でも私は、「樹脂剤を、98年にプラスチック製のリングに変えた」のだとばかり、思っていたからなのですが、実はもっと前からだったのでした...すみません...。。
1993年来日時の、とても形の整った、綺麗なリングになっているエスカッションです。
この頃にはプラスチック製に変わっていたんですね...マークさんが仰っていたのは、この事だったのだと、後で知ったのでした...。。
この画像の1993年の時は、両面テープが弱かった為なのか、センターのみに付いてますね...。


総じてなのですが、やはり、例の「プラスチックリング」は、私には違和感があるんです...。。
ブライアンのオリジナルは...少なくともクイーンライヴ時代は、プラスチックは使っていなかったと思うんです...。。
なので...これはやっぱりこれは違うな〜〜と...。。ピックガードのブリッジ下も違いますよね...。。
素晴らしい、凄い方だと思うんですけど...。。